「家でもうまい味噌煮込みうどんが食べたい!」
味噌煮込みが好きで、よく食べに行くのですが、あの味噌煮込みの味を家でも楽しめないかと、試行錯誤(チョットおおげさですが)をくりかえしくったレシピをご紹介します。
目指したのは、ずばり「山本屋」の味噌煮込みのあじです。
そして本格的な味を目指しながらも、再現しやすいように、使うものはできるだけ、近所のスーパーなどで手に入るものを選んでいます。
レシピで作る量は多めですが、冷凍で保存すれば、長期間保存して使えるし、味噌煮込み以外のもおでん、田楽などにもいけます。
それでは、最初に準備したいものから
味噌煮込みうどんの味噌にいるもの
- 八丁味噌 (カクキュー) 1200g
- 白みそ 50g
- たまり 10g
- ざらめ(中双) 20g
- みりん 400g
- 酒 100g
みりん、酒、たまりもグラムで量っています。

八丁味噌は、カクキュー以外でもいいですが、山本屋の味はカクキューで作った方が再現できると思います。
白みそは、「タケヤ徳醸みそ」を使っています。
みりんはみりん風味ではなく、本みりんを使ってください、みりん風味の塩分がよくないです。
酒も料理酒より、本醸造のお酒がベストです。
用具類
- 鍋
- ホイッパー
- ゴムベラ
材料がすべて入るサイズの鍋と、味噌をきれいにうつしたりとるには、ゴムベラがほしいです。
それでは、順番に解説していきます。
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味噌煮込みうどんのみそのレシピ手順
①味噌、ざらめ、みりん、酒、たまりの分量を量ります。
酒とみりんのアルコールをとばしてから、すべての材料を入れて仕上げるので材料が、すべて入る鍋に酒とみりんを入れます。
②酒とみりんを火にかけて、沸騰してきたら火をつけてアルコール分をとばします。
火をつけるのが怖かったら、中火ぐらいで、ふつふつさせているとアルコール分がとびます。
鍋に鼻を近づけて、湯気の匂いがアルコールの匂いがなくなっていればOKです。
③アルコール分がとんだら、ザラメを入れてとけるまでよく混ぜます。
この間は、弱火です。
④ザラメがとけたら一回火を止めてから、残りの材料を入れます。
⑤八丁味噌、白みそ、たまりを入れたらホイッパーでしっかり混ぜます。
とくに白みそが混ざるように混ぜましょう。
この時の火は、中火です。
⑥しっかり混ざって、味噌の表面にプクプクと1つ2つでてきたら火をとめて完了です。
とくに味噌に火を入れなくていいです。

タッパーなどにゴムベラで移します。
味噌煮込みうどんで使うときは、ダシ汁360ccに、この味噌を55gをとかして汁をつくります。
できればしっかりとった本格的なダシ汁がいいですが、顆粒の「ほんだし」や「だしの素」でもいけます。
ほんだしやだしの素は塩分がいくらか入っているので、味噌の量を好みで減らした方がいいです。
まとめ
本格的な味の味噌煮込みうどんを家で楽しみたいと思い、つくった味噌のレシピです。
この味噌をダシにとかすことで、本格的な味を再現できます。
八丁味噌は「カクキュー」か「まるや八丁味噌」のどちらを使うのか、最後まで迷いましたが、山本やを何度もたべてから、この二つの味噌を比べると、山本屋はカクキューの味ではないかと判断したからです。
実際はわかりませんが、知ってる人いたら教えてほしいです。
ちなみに、どちらの味噌でもおいしいので、好みでOKでしょう。
手順はアルコールをとばして混ぜるだけで簡単ですが、いつも思うのは材料を量るのが、一番手間に感じるとこです。
量ってしまえば、なんてことなくできちゃうんですけどね。
しっかりとっただし汁とこの味噌で作った汁は、即席の味噌煮込みうどんとは、一味違う味になるので、一度試してみてください。
味噌煮込みうどんに使う麺は、塩なしで作ったかたい麺ですよね。
とばさないと、お酒臭さがでます。