3月ぐらいから旬をむかえ、スーパーなどで並びだすメカブ
初めて見たとき、あの見た目からこれどうやって食べればいいのと、思っていましたが
上手なゆで方を知ってからは、あの独特なネバリがたまらなく好きになりました。
あのネバネバには、免疫力・自然治癒力があるといわれ
「フコダイン」が含まれています。
そこで、そのネバネバが倍増するゆで方を、試してみたので紹介します。
ゆで方の手順
用意するもの
- めかぶ(鮮度が良いもの)
- ザル
- ボウル
- 大き目な鍋
1、最初にめかぶを刻む
少しづつ刻むとやりやすいです。
できるだけ細かく
2、鍋にお湯を沸かします。温度は80度ぐらいが適温です。
一度、沸騰したところにさし水をすると調度いいです。
3、メカブを、ザルに入れお湯にザルごと入れる
鍋に入れたら2~3回まわしたら、サッと鍋から引き上げる
ボウルの上でスプーンで、かるく混ぜる
4、3の作業を2~3回繰り返して完成
ボウルの上で混ぜるときは、軽く混ぜる
あまり強く混ぜるとせっかくのネバネバが落ちてしまいます。
茹でたら2~3日中に食べましょう
冷凍保存も可能
ネバネバ倍増!
茹でてから刻むよりネバネバがすごく出るので、一度お試しあれ。
その昔めかぶが捨てられていたって本当?
めかぶは、わかめの胞子葉と言われる根元部分ですが、以前はわかめを採ったあと
不要とされて捨てられていました。
近年、胞子葉は胞子をつくるわかめの生殖器にあたり
生命力、栄養価が凝縮された部分と、注目され食べられるようになったのです。
メカブの栄養価は?
あのネバネバに含まれる「アルギン酸」と「フコダイン」は水溶性植物繊維です。
アルギン酸は、食物中のナトリウムの吸収量を減らし、血圧の上昇を防ぐ効果があると言われています。
食べた物の、塩分の吸収を抑えてくれるから、高血圧の予防にいいという事ですね。
フコダインはアルギン酸とともに、胃の粘膜を保護して整腸作用を高めると言われています。
お腹の中の、粘膜に良いからお腹の調子が良くなるんですね」。
めかぶの免疫力
メカブには「ヨウド」という栄養価が含まれていて、このヨウドが乳がんを抑制する
効果が、あるとも言われています。
以前は、日本人に乳がんが少なかったのも、わかめなど海藻類を多く
食べていたからだという意見もあります。
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コレステロールの低下作用
高血圧の予防に良いと言われる
「アルギン酸」にはコレステロールの吸収を抑える働きもあり、あのヌメリが
コレステロールを包み込み体外へ排出する作用があります。
おすすめの食べ方は
ぽん酢や醤油をかけて食べるメカブですが
納豆、長芋、オクラ、生たまごなど
ネバネバ食材と合わせて食べるとさらに栄養価が高くなっておすすめです。
とくに、お気に入りは
ご飯にめかぶ、とろろ、ノリ、ワサビに醤油をかけた丼は、ご飯がすすみます。
めかぶにマヨネーズ、ワサビ、醤油も酒の肴にいいです。
体にいい食材でもこんな食べ方で、飲みすぎたら意味ないですね。
まとめ
わかめやもずくに比べると少しマイナーな感じのするメカブですが
栄養価、健康面などすぐれた食材です。
乾燥もいいですが、旬の時期に食べる生のめかぶは、ネバネバも多くおすすめです。
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