料理に何かと使うことの多いキノコ、種類も豊富でスーパーなどでも比較的価格が安定して手に入るから、キノコの時期でなくてもいろんな料理に活躍しますよね。
炒め物や、そのままソテーにしたり、なんといっても冬の鍋にも欠かせないです。
そんな普段からよく食べるキノコは、もともと栄養価も高く、植物繊維も豊富なのですが、
干すことでさらに栄養価がアップするんです。
それも倍増といっていいほどアップします。
その他にも、乾燥させることで旨み成分も増すので料理に使えばいつものメニューも干しキノコで旨みが増しておいしくなります。
とくに「エリンギってこんなにおいしかったんだ」と思うほど変わります。
これは、キノコ干すしかないですね。
そこで栄養価が倍増する干しキノコの作り方を紹介していきます。
目次
干しキノコで栄養価をアップさせるつくり方
キノコの栄養価をアップさせるだけなら、天日で2時間ほど干すだけで、ビタミンDが増えて旨みも増します。
見た目にも変化はなく、表面が乾いたぐらいなのでそのまま料理につかえるので便利です。
2時間ほど干したキノコは、冷蔵庫で4日ほど保存しておけます。
そのかわり栄養価はアップするけど、キノコには水分が残っているから長期の保存にはむいていません。
ここからは、 しっかり干して長期保存する方法も解説していきます。
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干しキノコのしっかり干すときの作り方
栄養価、旨みを倍増させて保存期間を長くするには、キノコをしっかり乾燥させる必要があります。
スーパーなどで購入できるキノコといえば、シイタケ、エリンギ、エノキ、シメジ、マイタケ、といったところですね。
それぞれのキノコを干すときのポイントとして
- 天気の良い風通しの良い場所で干す。
- ザルやバットに重ならないように並べて干す。
- 表と裏をひっくり返しながら干します。
- 夜は室内に取り込む
といったところは、どのキノコも同じです。
ここからは、キノコの種類ごとに注意したいところや、どれぐらい干すかのポイントです。
干しシイタケの作り方のポイント

シイタケを干すときは、石付きをとりましょう。
軸の部位分も、ダシに使えるので一緒にほしておきます。
丸のままで干して、3日~1週間ほどです。
スライスして干せば、乾きが早いので干す時間を短縮できておすすめです。
干しエリンギの作り方のポイント

根元の部分はカットします。
シイタケのように丸でも、干すことはできますが、縦に4等分ぐらいにカットしたり、輪切りにして干した方が、乾きも早く調理するときに使いやすいです。
カットして干して、3~5日ほどです。
全体の水分がなくなって、カチカチになるまでしっかり干しましょう。
干しエノキ、シメジ、マイタケの作り方のポイント
エノキ、シメジ、マイタケも石付きをとります。



適当な大きさにばらします。包丁でカットしてもいいですが、手でばらしてもOKです。
この時あまり小さくすると、干したときに細かくなりすぎるので、ある程度の大きさがあった方がいいです。
エノキの干し期間
エノキは、2~3日ほど干します。
とくに、天気の良い日はすぐにカリカリに乾きます。
シメジの干し期間
3~5日ほど干します。
全体が茶色くなって、カサカサになるまで干しましょう。
エノキより水分量も多いので、干す期間は長くなります。
マイタケの干し期間
マイタケは、2~4日ほど干します。
茶色くなって、水分がなくなりかさかさになれば完成です。
それぞれのキノコの大きさや天気によっても、乾く期間は変わってしまいます。
天日に干すことで、栄養価はアップするので、保存用に干すなら長めに干してしっかり乾かすのもいいでしょう。
天気のよくないときなど、干す期間が長くなってしまうと、カビなどの原因にもなります。
そんな時は、フライパンで乾煎りをして水分を飛ばしてもいいです。
干しキノコの保存方法
2時間ほど干したキノコは、表面こそ乾いていますが、水分も残っているから冷蔵保存で4日ほどの保存です。
しっかり干してカリカリになったキノコは、ビンや保存用の袋なら常温でも1か月は保存ができます。
ちなみに、2時間ほど干したキノコも、しっかり干したキノコも冷凍で保存するのもいいですよ。
しかも、キノコは冷凍することでも栄養価が倍増するので一石二鳥ですね。
最後に今回のまとめです。
まとめ
キノコはもともと栄養価も高く、植物繊維も豊富なので普段から食べることの多い食材ですよね。
そんなキノコ類は、干すことによってさらに栄養価が倍増するのです。
数時間、天日に当てるだけでも栄養価は増えるのでキノコを買ったら、まず干すぐらいで行きたいですね。
しかも干すことで、旨みや食感もかわるので、干しキノコ試してみてください。
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