鉢で植物を育てていると行う必要がある植え替え作業、育てているものによっては
時期や方法があいまいなものありますよね。
最近ではプレゼントでも多いアジサイの鉢植えの植え替え方法と
失敗しない時期を解説します。
本来アジサイは、育てやすい花なので、適切に植え替えれば、枯らすことは
すくないです。
【植え替えに必要なもの】
アジサイを植え替えるのに必要な道具は、
- 植木鉢
- 用土
- スコップ
この3つは必要です
植木鉢は現在植えられている鉢より一回り大きいものが良いです。
もしあまり大きくしたくないのなら根っこをしっかり崩して
同じサイズのまま植え替えることも可能です。
(用土)
アジサイ水はけが良い土が好きです。
赤玉土6:鹿沼土3:ピートモス1の割合で混合した土を使用します。弱酸性土を好みます。
ピートモスがなければ赤玉土6:鹿沼土4でも問題ないです。
鹿沼土は酸性なので、花色は青や紫になります。
アルカリ性の用土だとピンクや紅色になります。
鉢に用土をスムーズに入れるには、小型のスコップや移殖こてはあると便利です。
【アジサイの植え替え方法】
アジサイを植木鉢から引き抜く前に、新しい用土を用意しましょう。
植木鉢の周りから移殖こてなどで軽く崩しながら鉢から外します。
根がしっかり張って抜きにくいものは、周りをしっかりほぐすように、
崩して抜きます。
茎部分をもって無理やりは、茎をいためてしまうので厳禁です。
鉢を大きくする植え替えは、根っこを軽くほぐします。
植え替える植木鉢の鉢底に鉢底石を入れて、新しい用土を3分の2ほど入れます。
そこにアジサイを入れ新しい用土で植えつけます。
植えつけ後は、鉢のそこから濁った水がでなくなるまでしっかり水をあげます。
鉢のサイズを変えないで植え替える場合は、根鉢を半分ぐらい崩し
古い根を切り根鉢を小さくして植え替えます。
アジサイへの負担大きいので、芽の動き出す春先や秋などが適期です。
真夏など冬は、避けた方がいいです。
植え替えてから1~2週間ほどは半日蔭などで様子を見ながら、管理していきます。
【失敗しない時期】
鉢植えのアジサイの植え替えで失敗しにくい時期は、
芽の動き出す春先、花が終わって休眠期に入る秋がベストです。
その他に園芸店で購入した黒いポットに入っている苗植えなども
苗のサイズに合った鉢に植え替えます。
プレゼントなどでもらった咲いているアジサイも見栄えを重視して鉢のサイズが
小さめだったりします。
花が終わったら素焼きの鉢などに植え替えたましょう。
その他にこんな症状や状態なら早めに植え替えした方がいいです
根詰まりを起こしている
鉢の下から根がはみだしてきていたり、鉢の表面が細かい根で
いっぱいになってきているアジサイは、根を伸ばすことができなくて
新しい芽をふくこともできずに、弱ってしまいます。
一回り大きい鉢に植え替えることで、新しい根を張って元気に復活させることが
できます。
根詰まりを起こしていなくても2年以上植え替えてない鉢は、植え替えをしましょう。
根腐れを起こしている
根腐れは水のやりすぎや水はけの悪い用土で、起こることがあります。
水をやっても元気がなかったり、芽ふきの時期なのに新しい芽をふかないといった
症状があったら、根腐れの可能性があります。
そんな時は、古い根や黒く腐ってしまっている根を取り除いて
新しい水はけのよい用土で植え替えます。
根腐れの進行状態によっては、枯れてしまうこともありますが
まずは、植え替えです。
まとめ
アジサイの植え替えの方法、失敗しない時期を調べてみました。
植え替えの一番適した時期は、新しい芽ふきのころです。
水はけの良い用土で、適切な時期に植え替えれば失敗することは
少ないと思います。
植え替えを適切に行って毎年、花を楽しみましょう。
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