家の水洗トイレを流してしばらくたっても、チョロチョロと水が流れる音がしていました。
チョロチョロポタポタといった程度ですが、やっぱりいつまでも水が流れているのが気にるわけです。
目次
水洗トイレのタンクのフタを外して中を確認してみました。
ネットで調べてみると主な原因はこのどれかのようだ。
・フロートバルブ
フロートバルブは排水を調節する部品で、タンクの底にある黒いボールのようなものです。
鎖がついてレバーと繋がっています。
この鎖が絡まったり外れる、またはボールが経年劣化で変形し排水口塞ぐことができなくなったりすると水漏れが起こります。
・ボールタップ
ボールタップはタンクの水の中に浮いているプラスチックの浮きのようなものです。
このボールタップ(浮き)が、タンク内の上がってきた水位を止める役割をします。
ボールタップを支えている支持棒の位置がおかしかったり、破損によって水位を調節できなくなると水漏れが起こります。
しかし、そのどちらを調べても以上はなく正常でした。
そこで水の元栓を閉めてみると、それでも水がチョロチョロ便器に流れています。
耳をすましてると、便器と水洗タンクの間辺りからポタポタ聞こえます。
原因がわからず、ふとオーバーフロート菅を軽く触ったら「ポロリ」と取れてしまいました。
取れたらタンク内の水は「ザザー!」と流れてしまいました。
こうなったら水道の元栓を閉めないと水は止まらなくなります。
オーバーフロート菅はシュノーケルのような菅です。
このオーバーフロート菅の根元にひびが入っていて、そこからポタポタ漏れていたわけです。
原因が分かったけど、水洗トイレとしては機能しなくなってしまい「まいったなー」という状態です。
オーバーフロート菅が根元から折れて、タンク内の水はすべて流れてしまいまいした。
これではトイレが使えなくなってしまい、業者さんを読んで直してもらおうかと考えましたが、Amazonで調べてみると、オーバーフロート菅が購入できるこがわかり、注文して直すことに挑戦してみることにしました。
部品が届くまでは、バケツに水を汲んでタンクに水をため流す方法でトイレを使いました。
最初はすこし面倒でしたが、お風呂の残り湯を使ったりとだんだん慣れてきました。
オーバフロート菅を注文 型番TF₋2820Cで迷った
オーバーフロート菅はAmazonで注文することにしました。
Amazonでトイレのタンクに表示されてる型番「INAXオーバーフロート菅 DT₋2810」で検索すると、TF₋2820Cのオーバーフロート菅が表示されます。
これは、TF₋2820CがDT-2810に適用しているのかと思い適用品番を見てみるも、適用していなくてDT-2810を探しても見つからなくどうしたものかと思っていたら、Amazonのレビューに同じことで困っている方を見つけました。
そのレビューによると、TF₋2820CとDT-2810はオーバーフロート菅の長さが1㎝違うだけで適用するとのことです。
TF-2820Cのオーバーフロート菅を注文して、届くまではバケツを使って流す方法で過ごしました。
水洗トイレのポタポタ|オーバーフロート菅の交換方法
交換用のオーバーフロート菅が届いていよいよ交換していきます。
この交換作業、慣れていないと割と時間がかかるので時間に余裕がある日に行いましょう。
①タンクからパイプを外す
①まず水洗トイレのタンクからパイプを外します。(もちろん水の元栓を止めておきます)
手で回すと緩めることができます。
②タンクを取り外す
②次にタンクの底のねじを外して、タンクを取り外します。
この時タンク内の水はなくしておきます。
交換作業の中で一番ドキドキする作業です。
ねじをを外してタンクを引き上げると、便器から「ボコッ」と持ち上がります。
けっこう重いので慎重におきましょう。
タンクを外すとこんな感じになっています。
③新しいオーバーフロート菅交換する
③新しいオーバーフロート菅に交換していきます。
タンクの底にあるリングを回して外します。
このリングを外すのですが、固くて手で緩めることができなかったです。
そこでマイナスドライバーを使って緩む方向に「コンコン」と金づちで叩いてやったら緩んでくれました。
壊れたオーバーフロート菅を外したら、タンク内からオーバーフロート菅を入れ同じようにそこのリングを締め付けて取り付けます。
このリングの締め付けがゆるいと水漏れの原因になるのでしっかり絞めておきましょう。
水洗トイレのポタポタ修理|元に戻せば完成
オーバーフロート菅を取り付けたら、便座にタンクを戻してねじをで固定します。
本来なら、便座とタンクを固定するねじに使われているパッキンは新しいものに交換した方が安心だと思いましたが、用意してなかったのでそのままです。
このねじも締め付けが足りないと、水漏れをするのでしっかり締め付けておきます。
タンクから外したパイプも元に戻します。
フロートバルブ(黒いゴム玉)のチェーンも調節して戻します。
元に戻して水の元栓を開きタンクに水がいっぱいになってから、便器にチョロチョロ水が漏れてないか確認して漏れていなければ完了です。
わずかでも漏れているとたまっている水に波紋ができます。
水洗トイレのポタポタが止まらないまとめ
修修理は水洗トイレがポタポタ水漏れしているのは、何かしら原因があります。
タンク内の部品はプラスチックが使われているから、長年使っていると劣化して水漏れがおこります。
本来なら修理はプロに頼むべきですが、部品によっては自分で交換することも可能です。
今回、以上があったオーバーフロート菅は交換するのにタンクを外す必要があり、想像してたより大変な作業でしたが何とか交換できました。
自分で交換できれば部品代だけなので、DYIが得意な方ならチャレンジしてみる価値ありです。
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